「船長、今日は小サバ廻ってました?」
「今日はいるとこと、いないとこがあったみたいですよ。」
「明日も船出ますよね?
できれば小サバの多い磯行きたいんですけど(笑)」
「また泳がせるんですね(笑)」

…石廊崎宮島丸の船長との会話でアリマス。
こんな依頼をするのはオイラくらいでしょう(笑)
前回また小サバを泳がせてヒラスズキをゲットした時、
足場の高い磯だったため、ヒラスズキが小サバを襲う瞬間が丸見え!
足元でギラッ!と反転する瞬間に、
堪らなく興奮してしまったオイラ(笑)
またそれを見たくて、石廊崎に向ったのでアリマシタ。
今回の本命はヒラスズキ。(メジナはあくまで他魚(笑))
小サバを釣って、“一匹掛け”にして泳がせる。
小サバが寄れば寄るほど、それを追い回すヤツも寄ってきやすい(…はず)。
なのでコマセも小サバ寄せ重視のブレンドにしました(笑)
アミエビ8kgにオキアミ3kg、
それに増量系の配合エサを2袋を加える。

夜明け直後の出港。
DCIM2161.jpg
波は無いけど、若干ウネリはある。
上がった磯は鵜の根。
前回ヒラスズキを仕留めた磯でアリマス。
予想通り陸向きの根がガチャガチャした箇所には
ウネリで程良いサラシができていて、いいカンジ♫
でもこの磯は足場が悪く、荷物の置き場所や釣り座確保がしにくいのが難点。
そのためムリな姿勢を強いられる。
(そのせいかこの日の夜中、寝ている時に2回も足がつった事はナイショだ(笑))
DCIM2166.jpg
早速願いを込めてコマセを撒くと。。。
…1分後。いた♡
本日の主役登場(笑)

この日程小サバがいて嬉しい日はありません(笑)
まずは小サバを確保。2匹釣ったところで泳がせの準備にかかります。
竿はもちろん、ボーダレス460M-T
DCIM2162.jpg
コマセをサラシに打ち、小サバを寄せながら泳がせると、
自分の思い描くヒットポイントとは違った方向に泳いで行ってしまう。
「…そっちじゃないんだな。」と思った瞬間、
そこで出た(笑)

DCIM2163.jpg
60.5cm。まずまずの型でアリマス。
磯に上がって30分、幸先良く1匹目ゲット♪
続けて泳がせていると、アタリがあるものの乗りが悪い。
2回目のアタックの瞬間魚が見えた。50cmくらい。
しかも小サバを咥えてジャンプした(笑)
ようやく3回目で乗せたのが、52cm。
(小さいと思ったのと、足場が悪いので写真は取りませんでした。あしからず。)
この後このサラシの廻りでアタリが途切れてしまい、
それならばと、今度は沖向きにコマセをまいて小サバを寄せ泳がせてみる。
DCIM2165.jpg
沖に見えるのは中木との共有磯カツオ。
ここ最近カツオではメータークラスのブリや4~5kgのヒラマサ、
さらにはマグロも回遊しているそうな。。。
ナブラはたっていないものの、
フラフラ泳いでいる奴(この竿で獲れる範囲)を期待したのでアリマシタが…。
何回やっても、カツオに向って泳いでくれないのdeath(涙)
全部陸向きに向って泳いで行く。
やはりカツオの周りには小サバが近寄れない、
ただならぬ雰囲気が漂っているんでしょうな(笑)
陸向きに戻りコマセを撒いてみると、小サバが減っている事に気付く。
さらにサラシもちょっと大きくなり、いい雰囲気になっていたので、
小サバ用のタックル(笑)に持ち替え、メジナ(この日の他魚ね♪)狙いに変更してみる。
1投目。やっぱりいた。
DCIM2167.jpg
27cm位の口太メジナ。
しばらく真面目にメジナ(あくまでこの日の他魚)を狙っていると、サラシの中に細長い魚発見!
一瞬ドキッとするものの、正体はボラdeath(涙)
大量のアミエビに誘われてきた様子。コマセをバクバク食ってるし。
「あのボラが食ってきたら面白いんだけどな~。ちょっとは遊べるし。」って思っていると、
ハエ根際でアタリ!凄い横っ走り。水深1mもない根の上を右へ左へ走りまくる。
最初は「やった!ボラ食った♪」と思っていましたが、
姿を見せたのは、まさかのメジナ!
しかも40cmオーバー!

(↑しつこい様ですがこの日の他魚、でもまさかのサイズにはちょっと焦る)
DCIM2168.jpg
石廊崎での自己記録となる44.3cm!
この日の他魚だと言っておきながら、嬉しい不意打ちに口元も緩む(笑)
(よかった、まさかに備え3号ハリス使ってて。)
この後はコッパ~35cm前後のメジナがポロポロ釣れてくるものの、
サイズアップせず。
そして更なるヒラスズキを求め、見回りの船で磯替え。
飛根(とびね)のハナレに渡りますが、
いい感じでサラシがあり、さらにいい感じで(?)小サバに包囲されているものの
ヒラスズキはすでにご帰宅の模様。。。
ハエ根の上に1m位のサメを見ただけ。(このサメも食いっ気なし)
メジナ(くどい様ですがこの日の他魚w)を狙ってみても、サラシの中で小さいのが食ってくるだけ。
しかもやたらとフグが多い。
13時。早々に見切りを付け、片付けにかかる。
そして気付いてしまった…。
尻栓がない事に…(涙)
DCIM2171.jpg
(しかも写真がピンボケだw)
周りを探して見つからない。多分鵜の根で興奮している時に失くしたんでしょうな。
黙っていた訳ではアリマセンが、奥村さんとヒラスズキを爆釣した時は…???
1、BB-XタイプⅠを磯にぶつけベールアームを曲げる(強引に指で戻した。)
2、レインスーツのパンツ(尻の部分)に穴をあける。
3、エサ箱を落す。

そして今回は、尻栓を失くす。
ヒラスズキを手にするには、
それなりのお供え物(?)が必要のようですが…(オイラだけか?)
小サバの回遊している今なら、
かなりの高確率でヒラスズキを手にする事ができます!
市場にもあまり出回らない高級魚ですから、お土産にも最高☆
タイムリミットは小サバが回遊している間です!
皆様このタイミングをお見逃しなく、ぜひお出かけ下さい!

使用タックル
DCIM2170.jpg
ヒラスズキ用 (右)
ロッド    ボーダレス460M-T
リール   BB-XハイパーフォースMg P3000DHG
道糸    FX-R蛍光ブルー 3号(スパイダーヒッチでWラインにして使用)
ハリス   ディテールハリス  5号
ハリ    夜尾長グレ     14号
ウキ    円錐ウキ5B(目印代わり)
小サバ(メジナ)用 (左)
ロッド    最強グレSP 1.5-53
リール   BB-Xテクニウム Mg5000
スプール  FB3000Dスプール
道糸    3号
ハリス   ディテールハリス  2.5~3号
ハリ    速手グレX 8号
ウキ    グレキラー 各種
渡船 橋本屋(宮島丸)
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