2月8日、東京は大雪警報発令の中朝一の飛行機は無事羽田を出発し福岡へ。乗り継いで五島福江に着いたのが10:00。予約のレンタカーに乗り込み急いでエサを予約したフィッシングモリタへ。
今回のメンバーはいつも三宅島に行く遠征仲間、石井さん、安部さん、奥谷さん。
DSC_0144-1.gif
あいにくの天候で本命の西側の磯(大瀬崎)には行けないので地元の知人にアドバイス頂き福江側の磯へ(ジャパンカップ決勝の舞台)。渡船はせいわ(荒木船長)を利用する。
DSC_0203-2.gif
指定された漁協前に11:00に船が迎えに来た。九州の船はとにかくシケでも早い!15分くらいしか走ってないのにかなり遠いところまで来た。とりあえず初日右も左も状況もわからないので4人で一緒に降りることに。船長が選んでくれたのは椛島(かばしま)の大小瀬(おこぜ)。
DSC_0146-3.gif
先端部から沖に潮が出るよさそうな磯。私と安部さんは左側、石井さんと奥谷さんは右側で釣り開始。この時点で11:30。とてもはるか西側に来たとは思えない感じがしてやまない。磯上がりは17:30。初日でもみっちり釣りができるのも更に魅力のひとつだ。今日からは小潮まわりなので潮は余り動かないとのこと。流れが早い時は竿1本ぐらいでクロ(尾長)狙いで緩ければ竿2本ぐらいで地グロ(クチブト)を狙うといいよと荒木船長のアドバイス。
釣りを始めてみると確かに流れはあるが力がない。それでも近くにある潮
のヨレを丹念に攻めるとそうそうに30cmちょいの尾長が釣れた。しかし潮の角度が定まらず続かない。となりの安部さんはアタリがあるが針掛かりしないで苦戦中。やっととったアタリもハリス切れでジエンド。そうこうしているうちに風がかなり強くなり風波がたちはじめ釣りが成立しなくなったので反対側を見に行く。こちらは沖にむかってまっすぐ潮が行ってかなり良さそう。しかし釣果に結びついていないようなので奥谷さんへアドバイス!そうしたら即アタリ!!竿がいい感じで曲がっている。
DSC_0151-4.gif
DSC_0158-5.gif
あがってきたのは46cmのクチブト!ナイスな五島サイズ!!さあ爆釣モード突入!!って釣り座割り込みを試みてど遠投をかますと35cmぐらいが釣れ時合い到来と思ったがやはり潮がおかしいのか続かない。潮がほんの少し早くなった時ウキがゆっくり消しこんだ!1.2号の竿が走りに耐えきれず糸を数回くれる。余り出しすぎると左前に根が張り出しているのでヤバいと思うのだが全く止められず根の方へ行ってしまったのでゆっくりゆっくり引っ張りながら右へ誘導したら素直に引っ張られ寄ってきた為無事たもいれ完了。
1392121510479-6.gif
45cmの尾長であった!竿1.2号道糸1.75号ハリス1.75号のライトなタックルで獲る尾長は物凄く楽しい~(^-^)vこのぐらいのがあたる場所がたくさんあれば伊豆ももっと楽しいんだけどな~
そのあとポツポツとクチブトを追釣して初日終了!帰港すると沖縄から1人で来ていた人が50オーバーのクチブトを釣っていた。後で船長に聞いたが福江側は余り大きな尾長は釣れないのでこの時期は50オーバーのクチブトを狙いに皆来るそうです。
・釣行2日目:今日も北西が強く西側には行けないので福江側へ。出船は6:30。せいわの荒木船長が港に迎えに来る。今日も風が強く波があるのでとりあえず4人で降りてと草島の南のハナレへ降ろしてくれた。ここは昨日と違って横に長い磯なので右カドが本命で左カドはハナレがあるのでそこに1人降りたので難しそう。ただ右からの風がかなり強く苦戦を強いられそう。私は左カドにはいりハナレの人と負けないよう遠投を試みるがハナレの潮筋が遠すぎてコマセ撒き係になり釣れない。気分転換で朝食をとっていたら沖面真ん中からまっすぐ潮筋が見えたので急いでコマセを撒いてど遠投をかますと道糸を引ったくっていくアタリ!!重量感ある引きだけど昨日釣った尾長のようなバワフルさはなく無事たもに収まったのは47cmのクチブト
DSC_0163-9.gif
これもグッドな五島サイズ!!
DSC_0177-9.gif
少し時間がたったころ同じ潮筋が見え投げ込むと同じような引きしかし磯際に突っ込んだときにハリス切れ(T-T)仕掛けを作りなおしていたら右カドの石井さんの竿が大きく曲がってやり取りをしている。
DSC_0168-7.gif
海面で針が外れたがイスズミのようだった。続けてまた竿が曲がる。今度はたもに収まったのは尾長の30cmくらいだか五島の初メジナにホッとする。
DSC_0174-8-1.gif
そうこうしているうちに見回りの船が来てので安部さんと磯変えを希望する。石井さんと奥谷さんを残し次なる磯へ!ノーヒットの安部さん危うし!!
場所変えした磯は椛島の名前はわからないが本島の壁みたいな磯。いかにも九州といった磯だ。本土から渡船で来ている人達もけっこういて200メートルごとに釣り人が乗っている。乗ったらすぐ50m沖によさげな潮壁ができていて急いで準備するが仕掛けが出来上がった頃にはもう消えていた。まったりとした流れのなか磯際を竿2本から2本半くらいを攻めるがエサをとられたりハリスだけかえってくる。エサトリだらけになっていて本命のアタリはない。しばらくしたらウキをがゆっくり入ったので早めに合わせたら良い引き。しかしあがってきてのは良計のタカッパ。ん~厳しい!とゆっくりとだんだん右へ潮が早くなった。ウキ下を竿1本にしてコマセと合わせるように意識すると30cmくらいの尾長。安部さんに釣ってもらおうと場所を交代する。私は左側からその潮筋へ引かれる潮をやると竿2本と深いがアタリがあり尾長を追釣する。時合いかのように連チャンヒット!ちょっと頭を振るような引き。あがってきたのは真鯛!この日も爆釣とまではいかなかったがまあまあ楽しめた釣りであった。
1392688227116-12.gif
2日間メジナの顔を見ていない安部さんを励ます為に夕飯をちょっと贅沢に五島牛を堪能!まいう~
・釣行3日目今日も北東の風が強く波が高い為本命の西側の磯に行けない為せいわの荒木船長にお願いする。今日は最終日気合いもいつも以上に入る。我々は潮が…と言うもんだから潮が通る場所をわざわざ選んで渡礁してくれた。場所は久賀島の金剛崎。
DSC_0191-10.gif
安部さん、石井さんを降ろして我々はもう少し奥に行った場所に降りる。確かに早い潮が左へ走っていて良さそう。竿1本くらいで潮を奥谷さんとローテーションしながら流すがエサが残って帰ってくる。アタリ無し。2時間くらいすると潮が逆に行きはじめた時アタリがあったが30cm弱の尾長。しかし続かない。3日間こんなパターンだな(T_T)右にだんだん早くなって来たので右側に釣り場を替える。すると直ぐにアタリが…やや右手前に大きな沈み根がありそこに魚が突っ込む。ありゃ出てこない。どうにもこうにもびくともしないので道糸を引っ張って回収。ウキロスト(泣)気を取り直して作り変えた仕掛けを投げるとまたアタリ。また根(T-T)あきまへん。作戦を考えていると船が来た。船長にこの磯の状況を説明してアドバイスを貰う。潮が真横ではなく沖に伸びる時が好釣果だよ。そうすれば根はかわせるのではとのアドバイスと風、波強いので移動しても良いとこないとのことで居座ることを決意。しかしその後その潮が来ることは無くウキを3個ロストしてすっきりしない最終日であった。帰りの船に乗りながらTコウさんの八丈島での言葉を思い出した。
「今日は1匹釣ったけど物凄い敗北感」そう敗北感!!
一方安部、石井ペアは石井さんが中型を爆釣し満足し安部さんは坊主を逃れ中型メジナと楽しい最終日を迎えたそうです。
4日目は片付けと移動日にした五島釣行四日間でした。魅力的な島が無数にありまた迎えてくださる現地の人々の良さに引かれまた釣行計画を練りたいと思います。
DSC_0201-11.gif
3日間お世話になったせいわの荒木船長。物凄く親切で安全。
次回は大瀬崎か黄島へ!!五島に興味あるけどわからない方は是非お問い合わせください!!!
ちなみに今回釣行費用は全部で12万ちょっとでした。1つのエリアを決めて釣りをして3日目の最終便(19:00発)で帰れば10万ちょっとで釣行可能ですよ!
●タックル
ロッド:ダイワトーナメントISOAGSF1.2-52SMT/シマノBBXスペシャル1.5-500/550MZ
リール:シマノハイパーフォースC3000TYPE-G/ダイワトーナメントISO競技LBD
ライン:シマノリミテッドプロ1.75号
ハリス:デュエルパワーカーボン磯1.75号
ウ キ:天狗ウキ 28Φ6~12・32Φ4~12
●現地サポート
エ サ:フィッシングモリタ
渡 船:せいわ(荒木船長)

sansui2_20140124114846988.jpg

0
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加