店長の内田です。今年も宜しくお願い致します！！
さて今年の初釣りは九州は五島列島福江島よりスタートです！！
１月１０日（土）羽田発6：50長崎経由で五島福江島に到着したのが10：00。
昨年は天候をみて動けるように福江市内に宿を取ったが今年は本命の玉之浦大瀬崎での釣りに集中しようと玉之浦に宿を構える。
福江空港よりレンタカーを借り西へ約45分。玉之浦に着いたのは11：00。今日は低気圧の影響で西風が強く湾内とお世話になる大鳥丸の船長。
宿で急ぎ着替え釣具屋さんでエサを仕入れ船に乗り込む。この距離なんと10秒。12時前に出船。はるか西へ来たのにもかかわらずこの時間から釣りができる利便性は物凄く大事。

クロダイ・マダイ釣りもある意味堪能できる玉之浦。クロダイの魚影の濃さは半端無いがこの日の湾内の水温は14.8℃。はたして口を使うのか？？

湾内はいくつかの磯を経験しているので大体のパターンは掴んでいたのでとにかく最初はエサをたくさん撒きポイントを作る事から始めた。最初の頃は針に掛かってくるのはチビカサゴ。まー釣れる。時たまサシエが残るようになると何かが…ウキが消し込んだ。
なかなか良い引き。極翔の1号なので簡単に魚が寄ってきてしまう。

ファーストヒットは40弱のヘダイ。さあ続けてと仕掛けを放り込むが魚信なくまたカサゴ。水温が低いのでアタリが単発である。
潮がどうのこうのより何かの時合い食うパターンのようだ。次のアタリは1時間後くらい。今度は明らかに大きな魚の引き。
しばらくやり取りをしてあがってきたのは…

なーんと５４ｃｍのクロダイ。どおりで引いた訳だ！！この後も同じような感じでアタリは単発。カサゴばかり。
磯上がり17時前にチャリコ（小真鯛）を釣って初日終了。まあ初日のウォーミングアップとしては上出来かな？！
●２日目（1/11）
やはり朝から強い西風で本命大瀬崎には出れないと船長。丸1日湾内ではせっかく五島に来たかいが無い。
そこで昨年お世話になった福江のせいわ丸の荒木船長に電話し渡船をお願する。
 
2日目は椛島の大小瀬のハナレに右左で2名づつ分かれて渡礁。

先端から福江島へ向けてなかなかの潮の流れ。しかし正面からの風も強い。道糸の管理をちゃんとしながら手前の引かれ潮から攻めるがエサだけ抜かれアタリがとれない。手前はエサトリだらけにきずきウキを大きくして本流へ直接流すと竿１本ぐらいのタナで３０ｃｍチョイの尾長がファーストヒット！！しかしコマセワークと道糸の管理が悪いのか立て続けの入れ食いにはならなく３０分に１回ぐらいのペースで同じサイズが釣れてくる。
 
本日最大となってしまった３７ｃｍの尾長。
その後上げ一杯になってくるにしたがい潮が緩んできたので１号オモリで竿３本でタナを深くしたがたま－につれるのは３０チョイの口太。結局数はほどほど釣れたが五島サイズのグレが釣れなかった~~（泣）

同行の奥谷さんも同じサイズをゲット！！
  
同行の安部さんは最後４２ｃｍの尾長を釣ってご満悦！！
さー明日は最終日。天候も微妙。船長も朝にならないと行けるかわからないがトライするので期待！！
●３日目（1/12）
風は向きが変わったせいか収まった感じで船長行けそうですねと。初めての大瀬崎灯台下まわり。わくわく。
港を出た時は物凄いウネリ。久しぶりに八丈の大シケの優宝丸を思い出す。大瀬崎の灯台を過ぎると風裏になり凪ぎ。

初めてきたが大瀬崎突端の立神以外はハナレ磯がない。基本地磯。降りた磯の名前がわからないが潮が流れればチャンスありと気合いが入る。
 
見る限り手前のサラシの先に沖の潮とのヨレができていてセオリー通りの釣りを展開するとしばらくして待望のアタリが……
しかしここもサイズが小さい(泣)しばらく追釣すると今までにない引きを見せたがオーバーパワーのタックルなので簡単に浮いてきた。40の口太。尾長よ～どこへ～
だんだん上げ一杯に近づくにつれ潮が緩くなりアタリが無くなり納竿の14時までノ―フィッシュ（泣）
 
この日最長となってしまった40ｃｍの口太。
なかなか良い釣りをさせてくれない五島遠征ですが遠征だとどうしても釣果や天候をみて釣りに行けない。
それよりもこの島の風土や島人達の人柄に満足しまた来年も来ようと思います！！
追記：五島牛の焼肉最高です（笑）
―――――今回のタックル―――――
ロッド：シマノ極翔1ー53(湾内)・シマノBBーX　SP　1.5/550ＭZ・1.7/52SZ(沖磯)　
リール：シマノBB-XテクニウムC3000ＤＸＧ
ライン：デュエル ハードコア磯競技 2～3号　
ハリス：デュエル カーボンMAX１.5～・2.5号
ウ　キ：天狗ウキ２８・３２Φ　3.4.5.6.8.9.10.12
　　　　 羽ウキ Ｌ Ｂ.２Ｂ.３Ｂ
　
天狗ウキはこちらhttp://fishingtackle-sansui.com/html/tengu_uki.html
丹羽ウキはこちらfishingtackle-sansui.com/item/20546-1030.html
●渡船：大鳥丸（玉之浦・大瀬崎）・せいわ（福江）
　
　
　　　
●宿泊：民宿たまのうら(１泊２食6000円)
 
部屋もたくさんあり綺麗で食事も魚いっぱいの豪勢な料理。残念なのがお風呂がビジネスホテルと同じユニットバス。
●エサ：フィッシング玉之浦

オキアミ1000円(３kg)、配合エサはマルキューV9のみ600円、ヒロキューのパックつけエサも常備。
――今回の釣行総費用――
飛行機(早割)47000円、レンタカー7000円、宿泊(１泊３食)15000円、渡船３日間14000円、エサ15000円。 総費用98000円
皆さんも一度は九州の楽園に行かれてはいかがでしょうか！！