最近では浮力の細分化が進み、

今まで0の次はG2だったのが、

G6やG5、G4などの表示のウキが増えてきました。

では、この浮力のウキはどう使えばいいの???
P1003797.jpg
私はこう考えます!

0・G5・G2と設定されたウキがあったら、

0は余浮力が少ない0ウキ!

G5は余浮力が強い0ウキ!

例えば、0・G5・G2と設定されたウキがあるとします。

この0ウキは、

残浮力がG5未満の0ウキです。

0表示のウキの中でも、

かなり余浮力が少ない部類の0ウキでしょう。

繊細な釣りをする時には最適です。

しかしながら、当然の事ですが余浮力がない分、

あまりオモリを打つ事ができません。

太仕掛けの時には、

糸にかかる抵抗で沈みやすくなってしまいます。

つまり、またまた当然の事ながら、

オモリを使った釣り、抵抗のかかる釣りが

苦手なウキと言えるでしょう。

一方でG5のウキは、当たり前ですが

最低でもジンタン5号1個分の浮力があります。

このジンタン5号1個分の浮力が対応幅を大きく広げてくれます。

仕掛けの馴染みが悪く、ほんのちょっとオモリを打ちたいけど、ウキは沈めたくない時。

ハリスに極小のガン玉を段打ちにする時にも、この余浮力が重宝しますし、

離島などでの太糸仕掛けの時、糸にかかる抵抗もこの余浮力が吸収してくれるので、

無駄にウキが沈んだりする事も避けられます。

また仕掛けに全くオモリを打たない時でも、

ウキの余浮力はたかだかジンタン5号1個分です。

さほど気にする余浮力でもありません。

逆に苦手な状況は、

ハリスの重さや、ハリスに掛かる抵抗だけでウキを沈めて行きたい時…など。

こんな時には、0や00が有効でしょう。

釣りに「絶対」はありません。

余浮力のあるウキがいい時もあれば、

余浮力が無いウキがいい時もあります。

その時の状況に合わせて使う事が大切です。

たかがG5、されどG5。
このジンタン5号の余浮力は、

思っている以上に柔軟に状況に対応してくれます!

意外に対応幅の広いG5ウキ、

オススメです!

sansui2_20140124114846988-2

1
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加