今から20年以上のハウツー本や、
名人の著書には必ずこんな事が書かれてました。
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海が荒れている時、潮の早い時、魚の食いがいい時には
フロロカーボンハリスを使い、
海が穏やかな時、潮の緩い時、魚の食いが渋い時には
ナイロンハリスを使いなさい。

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それが時代の経過と共にフロロカーボン一辺倒に変わり、
ナイロンハリスを使う人はもはや皆無。。。
果たしてナイロンハリスは過去の遺物となってしまったのでしょうか…???
まずはナイロンとフロロカーボンの基本的な事についておさらい。
フロロカーボンは、
比重1.78で非常に重く(水中で早く沈みやすい)、表面硬度が硬く、伸びが少ない。
長所としては、屈折率が水に近く水中で見えにくいという性質があります。
吸水性が0に近く、吸水による強度低下は少ない。
短所としては、引っ張り強度、結節強度ではナイロンに劣る。
一方ナイロンは、
比重1.14で軽く(水中でゆっくり沈む)、しなやかで適度な伸びがある。
長所と短所はフロロカーボンと逆になりますが、
意外にナイロンの方がフロロカーボンより、
引っ張り強度と結節強度が強いという事を知らない方が多いです。

…では、
このナイロンハリスを有効に使うにはどうしたらいいの???

結論!!
軽い比重を生かし、
浅ダナでも深ダナでもエサをフワフワ演出したい時が
ナイロンハリスの出番です!

オススメその1   寒グレ。
現在伊豆半島では水温が13℃台とかなりの低水温で、食い渋りも半端でないでしょう。
「1分間に1m落すくらいのイメージ。」
これは名手 鵜沢政則氏がよく口にする言葉です。
食い渋ったメジナに対し“ゆっくり落す”事は有効な手段です。
しかし水中観察映像だと、糸は細ければ細いほど早く馴染みます。(落下します。)
例えばハリスにフロロカーボンの1.75号を使っている時、
食いが渋いと言ってハリスを1.5号に落せば、尚更エサは早く沈むでしょう。
こんな時はハリスの号数を落すのではなく、ハリスの素材を変えてみましょう。
オススメその2   湧きグレ。
近年秋口に行われるのトーナメントの予選では
この湧きグレを仕留められるかが大きく釣果を左右する事が増えてきました。
当然の事ながら湧きグレは水面直下にいます。
浅タナでエサをフワフワさせるには比重の重いフロロカーボンよりも、
比重の軽いナイロンハリスの方が有効なのは明白です。
同じ海面近くにいるサヨリや、カゴ釣りでのヒラマサなどにもオススメです。
…じゃあ、オススメのナイロンハリスは???
哀しい哉、磯用のナイロンハリスは現在皆無に等しい状態ですが、
サンヨーナイロンのナノダックスショックリーダーをオススメします!
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本来はルアー用のショックリーダーですが、伸びが少なく、
水中での乱反射が少なく、見えずらいタイプです。
更に通常のポンド数よりも引っ張り強度も強くなっているので、細くても安心です!
私もクロダイで1.5号(8LB)、メジナ用で2号(11LB)を携行し、
ここ一番で頼りにしています!
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因みに、通常LB数だと1.5号は6LB、2号は8LBです。
通常LB数よりも30%以上強力です!
現在の風潮だと決してメインにならないナイロンハリスですが、
切り札として見直してみてはいかがでしょうか?

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