１２月２７日(水) 門前仲町の富士見さんより
ハゼを狙い出船しました。
今シーズンラストのハゼ釣りです。今年の釣り納めを兼ねて
出かけました。
今年は前半の木更津沖がイマイチの状況の中後半の深川周りの釣果が
前半の不調を取り返す勢いの釣れっぷりです。釣り場も出船して直ぐの
場所が多いので釣り客も多く盛況です。当日も１０人の釣り客を乗せて
7時半に出船しました。
今シーズンの締めくくりはこの竿で挑みます。
この時期抱卵したハゼは餌の喰い方もナーバスになって
最初のアタリでは鈎掛かりしない事がしばしば起こります。
アワセのタイミングを遅らせるとハゼは餌を離しています。
小突いて誘いアタリを出しつつ餌を喰わせる釣り方と竿が必要に
なります。長竿のSANSUI鯊十五尺硬スペシャルはこの抱卵した
ハゼにはピッタリなのですが風が強く吹くのもこの時期です、
長竿がいつも振れるとは限りません。風対策をした九尺前後の長さで
SANSUI鯊九尺硬スペシャルではどうしてもできない
穂持ちの柔軟性を出す為に十尺硬スペシャルを開発しました。
水深１０Ｍの深場でしっかり小突いて誘いナーバスになった
抱卵ハゼ用の竿です。
道糸は視認性と糸サバキの良さを両立した
仕掛けはサンスイ手作りハゼ小突き仕掛け、
オモリはハゼ釣りには欠かせないタイコオモリ４号を
セットしました。
私の釣り座は左舷ミヨシ、釣り客が多い時には竿先を
ミヨシ寄りに向けてスペースが広く取れるように…
また隣の釣り人とのオマツリを避けるように竿掛けを
セットしました。
釣り場は航程１５分程のお台場レインボーブリッジ下流部です。
当日、船の舵は新鋭北島船長が握りベテラン斎藤船長は……
私の隣に釣り座を構えて…釣っちゃうそうです…それも竿は
当店オリジナルSANSUI鯊九尺一対デス。
私もピリッと気合いを入れて実釣開始です。
一投目からアタリが有りハゼが釣れてきます。今年の深川周りは
ホントに魚が多いです。
小突いて誘いアタリが無くてもソッと竿先で聞き上げると
十尺硬スペシャルの穂先に生体反応が…微妙なテンションをかけると
僅かに竿先が入ります。アワセを入れると…
良型ハゼが釣れてきます。ハゼに餌をくわえなおさせる微妙な
テンションをかけて鈎掛かりに持ち込む事ができるのが
SANSUI鯊十尺硬スペシャルです。当日は後半風も吹いてきて
この竿を使うのにピッタリのシチュエーションでした。
陽のあたる釣り場では暖かく気持ちの良い日でした。
前回釣行に比べると若干ですが型が細かかったようですが魚体が
若く常にこの場所にハゼが落ちてきている感じで今年の
好調さがうかがえます。
私の隣でSANSUI鯊九尺一対で釣る斎藤船長です。
圧倒的な手返しのスピードで次々ハゼを掛けていきます。
誘いのかけ方や餌の使い方を学ばせていただきました。
船長ありがとうございます。また私、菅原の開発した
当店オリジナルハゼ竿でバリバリ釣っていただき私も製品に
自信を持ちました。嬉しかったです。
午後２時に沖上がりを迎えました。
結局船中の釣果は２２匹～１１０匹、私の釣果は１１０匹でした。
私よりも明らかにハイペースで釣った船長の釣果は入れずに
私に華を持たせてくれたようでした。船長が使った
SANSUI鯊九尺一対、私が使ったSANSUI鯊十尺硬スペシャル、
どちらも「鯊に好かれる竿」と実証できた今シーズンラストの
釣行となりました。船長！ありがとうございました！
今シ―ズンも楽しく釣らせていただいた事に大好きな
キリン 一番搾りで乾杯デス。ハゼの天ぷらもビ―ルも最高に
美味かったです。
皆さんもリールを使わない中通し竿で船からのハゼ釣りを
始めてみて下さい。きっとこんなにも面白い釣りなんだ！と
感じていただけるでしょう。
当店では本格的な調子ながらお求めやすい竿もご用意しております。
特集ページ江戸前伝統釣法で鯊を釣るもご覧ください。
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