12月3日(土) 門前仲町の富士見さんより

ハゼを狙い出船しました。

船のハゼ釣りシーズンも後半に入り深川周りの釣況が良くなって

きました。当日も深川周りから攻めてみるとの事、河岸払いの後

すぐに竿を継いで準備に入ります。

当日私が選んだ竿は和竿です。

正勇作 総布袋竹ハゼ中通し竿九尺 

別誂えの一対竿です。

水深10Mでも小突き操作が可能な極太穂先の和竿です。

使ってみてなかなか調子が良いので店頭でもこの調子の竿の

販売を始めました。今年も当店にしかない和竿が入荷しています。

特注新作和竿について詳しくはコチラ。

道糸は視認性と糸サバキの良さを両立した

サンスイオリジナル鯊・鱚中通し竿専用糸1.5号です。

仕掛けは

サンスイオリジナルサンスイ手作りハゼ小突き仕掛け

オモリはタイコオモリ4号をセットしました。

サンスイオリジナル鯊・鱚中通し竿専用糸について詳しくはコチラ。

サンスイ手作りハゼ小突き仕掛けについて詳しくはコチラ。

タイコオモリについて詳しくはコチラ。

準備ができた頃最初の釣り場に到着しました。

最近になって急にハゼが群れ出した通称「コンクリート前」です。

いよいよ実釣開始です、小突いて誘いハゼの反応をみます。

一流し目はアタリ無し、船長からマイクで釣り客へアドバイスが

飛びます。

「餌のタラシの長さは木更津のハゼを釣るのと同じぐらいに…」と

私は長めの餌を付け足して二流し目に備えました。

直ぐにアタリが出るようになりましたが鈎掛かりしません。

じゃれつくようなアタリが出た後間を取って聞き上げると…

深川周りでは良型の部類に入るハゼが釣れてきます。

アタリが無い時でもマメに聞き上げると布袋竹穂先が僅かに

抑えこまれて連釣に持ち込むことができました。

アタリが小さくても良型です。

10時までに47匹を釣り上げました。和竿の粘りのある調子が

ナーバスになってきたハゼに合ってたのかもしれません。

風も収まり船長は木更津沖へ大移動を決めました。

船は航程一時間の木更津沖を目指します。

木更津沖のハゼの方が釣りやすいと一般的には言われているので

後半も連釣を期待していました。

船長が選んだ釣り場は「貯木場」の沖、水深8M前後の深場です。

私は深川周りと同じ小突いて誘い聞き上げてのせる釣り方で

型を見ることができました。型も深川周りよりひとまわり大きく

和竿で釣るととても楽しいです。

ところが釣り場を転々としている内にアタリが無くなってしまいました。

アレコレやりましたがどうも上手くいきません。

木更津沖でこんなに苦戦するとは…しかも釣れてくるのは良型です。

この釣れないハゼをあの手この手で釣り合わせるのが

落ちハゼ釣りの一番の魅力です。

そこで釣れている方の誘いを見学する事にします。

しばらく見ていてなんとなく分かりました。

ハリスの長さを変えて小突き方も変えました。

ハゼのお好みに餌の動きがあったのか…

連釣には持ち込めませんでしたがぽつぽつと釣り上げることが

できました。

後半ハゼに遊んでもらいながら41匹を追釣、時折シロギス等も

顔を出し楽しい時を過ごして納竿を迎えました。

結局船中の釣果は20匹~88匹、私の釣果は88匹でした。

落ちハゼ釣りがますます面白い時期です。

ハゼの型も良くなってきたので天ぷらでゴッチャンデス!

今日の釣りを振り返りながら次回の釣りを夢見て

とっておきの「夢」で乾杯!デス。

釣ってシアワセ!食べてシアワセ!!でした。

 

是非皆さんもリールを使わない中通し竿で船からのハゼ釣りを

始めてみて下さい。きっとこんなにも面白い釣りなんだ!と

感じていただけるでしょう。

当店では本格的な調子ながらお求めやすい竿もご用意しております。

SANSUI鯊九尺一対(二本一組) ¥16800(税別)

詳しくはコチラから。

SANSUI鯊十二尺一対(二本一組) ¥19800(税別)

特集ページ江戸前伝統釣法で鯊を釣るもご覧ください。

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