12月12日(水) 門前仲町の富士見さんより
ハゼを狙い出船しました。当日は朝から冷たい雨が……。
船宿に着くとやはり……釣り客は誰もいません……。
今日は出船しないと思われましたがおかみさんはいつもように
受付して船長達はいつものように準備して
そしていつものように出船しました。
船宿さんそして船長に感謝です。ありがとうございます。
一週間前から釣り場はお台場レインボーブリッジ周辺に
なったようです。この釣り場は良型ハゼが多くシーズンの
締めくくりに狙う場所です。水深も10Mを超える深場でハゼも良型、
抱卵しているので餌をばっくり咥えずアタリはあるけど
なかなか掛からない何とも悩ましい場所なのです。
水門をくぐってゆっくり船を進めても航程15分の近場です。
目的地レインボーブリッジが見えてきました。
竿を継いでゆったりと準備にかかります。
当日選んだ竿です。
サンスイオリジナルSANSUI鯊十尺硬スペシャルです。
お台場用に開発した竿と言ってもよいくらいの竿です。
風にも強く小突き性能も落とさず竿先で聞き上げた時
ハゼに餌を咥えなおさせたアタリが出るように作り込みました。
抱卵してナーバスになったハゼを釣るのに最適です。
道糸は視認性と糸さばきの良さを両立しした
サンスイオリジナル鯊・鱚中通し竿専用糸1.5号です。
タイコオモリ4号をセットしました。
場所も決まっていよいよ実釣開始です。
開始二流し目で左側の竿に僅かなアタリを感じました。
そっと竿先で聞き上げると押さえ込まれます。
アワセを入れてハゼが釣れてきました。
少しお腹がふっくらしたいいハゼです。
アタリがあっても鈎掛かりまで持ち込めない場合も多く
あの手この手で攻略しますが私のあの手この手ではどうもねぇ~……と
いうことで胴の間では熊川船長が竿を出しています。
熊川船長でもアタリがないと釣り場を移動します。
アタリの数も少ない上にスレた餌の喰い方をするので釣果は
なかなか伸びませんが釣れるハゼはグッドコンディション、
集中して釣ります。
あれこれ試して少しずつこの日どんな誘いにハゼが反応するか
わかってきました。小突いて誘っている間はアタリが出ません。
小突きを止めて間をとった時にアタリが出ることが多いようです。
アワセのタイミングがうまく合えばしっかりと餌を咥えて
鈎掛かりしたハゼが釣れてきます。
午後になり雨も上がってきたので操船していたベテラン斎藤船長も
竿を出して参戦。更に釣り場の選定が確実となりました。
ハゼの活性も上がり始めたのかアタリの数も多くなり派手なアタリが
多くなってきました。そっと聞き上げるとSANSUI鯊十尺硬スペシャルの
穂先が僅かに入ってアワセが決まり鈎掛かりします。
この釣り方にはやはりこの竿が合っているようです。
全長十尺で継数四本がこの扱い易さを生み出しています。
午後2時沖上がりを迎えました。
私の釣果は37匹でした。釣果は言いませんでしたが熊川船長は
50匹を超えていたと思われます。私にはもっと修行が必要デスネ…。
深川周りのハゼは攻略次第でまだまだいけます。
皆さんもリールを使わないこんな船ハゼ釣りをやってみませんか!
きっと「こんな面白い釣りなんだ!」と感じていただけるでしょう。
当店では本格的な調子ながらお求めやすい価格の竿も
ご用意しております。ご来店お待ちしております。
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