サンスイ船づり館は
東京湾のひとつテンヤ釣りを応援しています。
3月29日(日)　羽田伝寿丸さんよりひとつテンヤ五目船をお客様方と仕立てて出船しました。
今年に入って3回目になります。 我々船づり館の提案でスタートした新しい釣り物です。
多種類の魚種が狙えるひとつテンヤ釣りの特徴を利用した五目釣りです。
7時15分に出船…ひとつテンヤ釣り初めてのMatさんがNEWツインパワーを竿にセットしている最中に
リーダーがバラけてぐちゃぐちゃに…私がラインツイスターを使って風がまともにあたる船上でも
リーダーが結べる事を実践でお見せしました。
続いて800グラムのオモリを持って船中をまわりドラグチェックをしていたので航程1時間も
あっという間に過ぎて観音崎を遠くに望む釣り場に到着しました。

船長の合図で第一投、水深は前回2月よりもだいぶ浅くなり60Ｍからスタートしました。
私はこの釣りが初めてのMatさんの竿を持ってお手本?の最初の一投目をやらせていただきました。
水深60Ｍ超えの着底を取り道糸を張ってアタリをとります。アタリが無ければ
竿を大きく振り上げ誘いを入れます。
すると２回目の誘いで竿が重くなりました。何かが掛かっています。竿をMatさんに渡して
巻き上げてもらいました。水面を割って上がってきたのはなんとヤリイカです。これは珍しい一目です。

ほとんど同時に右舷ミヨシのMaeさんがオニカサゴを取り込みました。

前回同様朝一番はアタリが多いです。
次は女子部ゆきちゃんに待望の…小オニが…しかし船長から小型なので放流するように
言われたので「食べれるの?」と聞いてくるゆきちゃんの小オニを「小さくても危ないから」と
取り上げ放流してしまいました。恨まれているかもしれません？


その後はドンコが左舷を中心に船中のあちこちで釣れます。ドンコって意外と浅いところにいるんだなぁ～。



更に右舷トモから2番目のIさんの竿が大きく曲がりドラグがいい音をたてて
道糸がどんどん引き出されていきます。皆の声援を受けながら上がってきたのは…残念ながらサメでした。


Iさんはこの日大型の魚に好かれていてこのあとも再びビッグファイティングを演じ長い格闘の後
今度は大型のエイを釣り上げ楽しんで?いました。
そして私の隣で釣っていたMatさんの竿、サンスイオリジナル245MAXが大きく曲がりました。
重量感のある引きで上がってきたのは良型のオニカサゴです。Matさんにとって初めての魚です。

羨望の眼差しの中「その魚は毒があって危ないから私のバケツに入れましょう」と
言ってみましたがこちらの作戦はすぐにバレて私が危ないトゲを切ってMatさんのクーラーに納めました。
このあとは船中のアタリも少なくなり沖上がりを迎えました。
このように多種類の魚が釣れるのがひとつテンヤ五目です。
東京湾ではまだ始めたばかりの釣りです。季節が変わり釣れてくる魚の種類も変わります。
まだ未知数の部分が非常に多いのでこれからがとても楽しみです。
船づり館ではタックルを購入していただいたお客様を中心に定期的に
スタッフが船を仕立てています。この釣りに挑戦してみたいとお考えの方は
是非ご来店下さい。
ひとつテンヤ五目について詳しくはコチラ