3月17日(火) 金沢八景、荒川屋さんよりシロギスを狙い出船しました。


今回は昨年12月からおこなっている中通し竿用の道糸テストを兼ねています。
3週間前の2月25日にも門前仲町の富士見さんから出船して
水深30M超えのシロギスを中通し竿で糸のテストを行い19匹の釣果でした。
門前仲町、富士見さんでの模様です


糸の耐久性を確認するために一日船にてもう一度テストする必要があり荒川屋さんに出向きました。
荒川屋さんはシロギス釣りの腕達者が数多く通う事で有名な船宿です。
リールの付いていない手羽根竿を持って乗り込むのはちょっと勇気のいることでしたが
思い切って出掛けてみました。
右舷の胴の間に釣り座を構えて船長に手羽根竿使用の許可を取ります。
快く承諾していただき感謝!出船準備に入りました。

竿はサンスイオリジナル鱚12尺中通し竿です。以前販売していたオリジナル中通し竿の初代のモデルです。
今回は釣り場の水深が20Mと深いので重いオモリにも対応した普段使わない竿で道糸のテストをします。


通常「対」の竿を使い両手に竿を持って構えるのですが狙う水深を考慮すると両手に持った竿の先を逆八の字に
開かねばならず他の釣り客に迷惑がかかるため一本竿で釣ることにしました。
8時に出船。航程約20分で中の瀬の釣り場に到着、オリジナルローガンズシロギス胴突き仕掛け
セットして船長の合図で仕掛けを投入しました。
ローガンズシロギス胴突き仕掛けはハリス交換がスムーズにできるよう細工がしてあります。





鈎をミキイトの輪に通して…

ハリスのチチワに入れて…

ハリス交換完了。  ハサミも使いません。
(仕様は一部写真と異なる事があります)
写真のようにビーズのある仕掛でもミキイトの輪に鈎を通してハリスのチチワに入れるだけ
簡単に鈎交換ができます。ハリスとミキイトの接続部分も金具類を使用していないので
仕掛のテンションを抜いた時にも餌が不自然な動き方をしにくいです。
私のように細かい作業がやりずらくなってしまった方やハリス交換が苦手な
お子さんや女性の方にもオススメです。
さて水深20Mを少し超えたところでオモリが着底、竿先にテンションがかかるまで糸掛けで糸を巻き取ってから
テンションを抜いて喰わせの「間」を取ります。そっとテンションを張りながらアタリを取ります。
幸運な事にすぐにアタリが出ました。PEラインに比べて道糸に伸びのあるナイロンなのでアタリの伝わる遅れを
差し引いて即アワセのタイミングで魚を掛ける事ができました。
素早く道糸を手繰り寄せ道糸に負荷をかけていきます。

朝の内は胴突き仕掛けでアタリが出ていましたが潮が動き始めると徐々にアタリが少なくなり
天秤仕掛けの釣り客にアタリが多く出ているようでした。
私も天秤仕掛けに切り替えるも当たったり当たらなかったりと安定しません。
試しにハリスの長さを超短の25センチまで詰めて仕掛けをそっときき上げて最初のアタリでアワセを入れると
ポツポツと掛り始めました。
やっと攻略法をつかみ勢いよく道糸を手繰ります。35匹で納竿しました。

今までのテストした視認性の良い1.5号の糸は8号のオモリで鱚を釣った場合10時間の使用、そしておよそ40匹の
釣果で脱色、カールしてしまい使えなくなりましたが今回の糸は10時間の使用、前回19匹今回35匹合計54匹の
鱚を釣り上げオモリは15号を使用しているのにもかかわらず脱色も糸のカールもありません。

昨年12月から6回の実釣テストを行いやっと
自信を持ってお勧めできる
オリジナル中通し竿専用糸が完成しました。

4月上旬に発売予定です。金田湾などで中通し竿の鱚釣りを予定されている方にもおすすめです。
中通し竿ファンの方は是非お求めください。

サンスイオリジナル鯊・鱚中通し竿専用糸
1.5号 50M  ¥1400(税別)


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