12月7日(水) 浦安の吉野屋さんより
シロギスを狙い出船しました。
今回は来年5月発売予定の
サンスイオリジナルSANSUI鱚十一尺スペシャル、
サンスイオリジナルSANSUI鱚十五尺スペシャルの
最終実釣テストを兼ねての釣行です。
釣り場の水深約20M、両手に竿を構えリールもPEラインも
使用しない江戸前伝統釣法では限界の状況下でのテストです。
この実釣テストの結果が良好ならば制作のGOサインを出します。
また自信を持ってお客様におすすめする事ができる大事なテストです。
釣り座は船長からも良く見える左舷ミヨシを選び事前に中通し竿を
使う許可を船長からいただきました。ありがとうございます。
当店では2009年頃から毎年春~夏にかけて
オリジナルハゼ中通し竿をご購入いただいたお客様に
お集まりいただきシロギス船を仕立てています。
オモリ8号を使用していますがもう少し重い
オモリを使える竿があっても良いと考え今回SANSUI鱚を開発しました。
もちろん船長のOKが出れば乗合船でも使用可能です。
写真が十一尺スペシャルと十五尺スペシャルのプロトタイプです。
そしてもう一つの課題、サンスイオリジナル
ローガンズシロギス胴突き仕掛けの移動式ができないか
今回初チャレンジです。この仕掛けが出来上がれば
捨て糸部分をゼロにしたサンスイオリジナル船下小突き仕掛けと
ローガンズ胴突き仕掛けの両用が可能になり仕掛け交換が
不要になります。以前から考案していたのですがやっと形に
なりました。
サンスイオリジナル船下小突き仕掛けについて詳しくはコチラ。
編み付け部分を縮めて移動、伸ばして固定です。
近年ではカワハギの仕掛けで見られる形です。
さて7時半にいよいよ出船、海に出ると雲の間から光の柱が…
綺麗でしたのでパチリ!
ディズニーランドを見ながら航程約一時間の木更津沖を目指します。
釣り場に到着、竿を継いで準備にかかります。
右側の竿がSANSUI鱚十五尺スペシャルのプロトタイプです。
左側がSANSUI鱚十一尺スペシャルのプロトタイプです。
道糸はもちろん視認性と糸サバキの良さを両立した
サンスイオリジナル鯊・鱚中通し竿専用糸1.5号です。
サンスイオリジナル鯊・鱚中通し竿専用糸について詳しくはコチラ。
オモリは15号をセットしました。
まず右側の十五尺から仕掛けを投入しました。道糸の長さを
調整すると…直ぐにアタリが出ました。
聞き上げて竿先が抑えこまれたところでアワセを入れると
十五尺の長竿が弧を描き1投目から本命を釣り上げました。
続いて左側の十一尺の仕掛けを投入、こちらの仕掛けは
捨て糸ゼロにして小突いて誘います。聞き上げるとまた竿先が
抑えこまれて…先程よりひとまわり大型です。
幸先の良いスタートをきりました。ホットひと安心です。
こんなカワイイゲストも登場しました。
十一尺、十五尺ともにの曲がり、操作性等をチェックしながら
釣果を重ねます。移動式ローガンズ仕掛けの調子も今のところ
順調です。
序盤の状況から胴突き仕掛けに分があると見て左右の仕掛けを
ローガンズシロギス胴突き仕掛けに変更して釣り込みます。
ローガンズシロギス胴突き仕掛けについて詳しくはコチラ。
前半は潮先の右側の十五尺にアタリが集中、
後半は潮が変わり左側の十一尺にアタリが集中しました。
しかも釣れてくるのはこんな良型ばかりです。
大型のイシモチも混じり釣り応えありました~。
20センチオーバー連発です。ナイスコンディションの魚ばかり
でした!
ゼロポジションで「待ち」を入れると竿先を叩くようなアタリが…
聞き上げると竿先が抑えこまれて鈎掛かりのパターンで連釣に
持ち込みました。潮先の竿にアタリがでていたので十一尺、十五尺
ともに竿の調子はOKと判断しました。
移動式ローガンズ仕掛けも今後の課題として取り組んでいきます。
お楽しみに!
釣果も上がって沖上がり40分前に竿を仕舞いシロギスを捌きました。
ウロコ、ハラワタを取り除き帰宅してから洗うだけにします。
後片づけ楽デスヨー。
脂がタップリのったおいしそうなシロギスです。捌き終わった頃
沖上がりを迎えました。
結局、船中の釣果は43匹~52匹、私の釣果は52匹でした。
リール竿の方達と対等の釣果を出せたので実釣テストは
大成功です。早速発注の手続きをしました。
是非皆さんにもチャレンジしていただきたい
江戸前伝統釣法でのシロギス釣り
サンスイオリジナルSANSUI鱚十一尺スペシャル
サンスイオリジナルSANSUI鱚十五尺スペシャル
来春発売予定です!
どうぞ宜しくお願いいたします。
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