5月は磯釣りの端境期
と、考えている方も多いのではないでしょうか?
口太はそろそろ終わり、かといって尾長・イサキにはまだ早い。。。
じゃあどうする?
クロダイでもやりますか?
と、1人向った先は熱海港(磯じゃないけど)。連休明けの5月7日の事でアリマス。
のんびりと出発をし、13時過ぎからのスタート…。

……
………どこかで見た事のある書き出しだな…?と思ったあなた!
あなたは紛れもなくサンスイブログマニアです(笑)
見た事があるのは当たり前。だってここまでは去年書いたの釣行記のコピーですから(笑)
たまたま今年も5月7日が定休日。クロダイも乗っ込みシーズン。
銀ピカの魚体を拝みに熱海港へ出かけたのでアリマシタが…。
DCIM1964.jpg
「のんびりと出発をし、13時過ぎからのスタートした」のも去年と同じ。
「底にポイントを作るために、重めの配合エサをダンゴにして数個放り込み、バンバンエサを撒いていた」のも去年と同じ。
「向かい風でムチャクチャ寒かった」のも去年と同じ。
…ただ唯一、去年と違ったのは、クロダイが釣れなかった事だけdeath(涙)
開始直後にボラが1匹釣れ、
その後は18時半まで粘ってみたものアタリもなくエサが数回取られただけ。
これで3月24日続き〝熱海港でクロダイが釣れない時間″16時間に更新(涙)
5月10日(土) シマノジャパンカップ東海予選
磯釣りの端境期と言っても申し込んだからには行かねばなりません。
3年振りにジャパンカップにエントリー。抽選の結果は妻良(めら)
前日に西~南西風が吹き、開催が危ぶまれましたが予定通りやる事に。
乗船順のくじ引きは91番(…だったはず。もう忘れた。)
市丸2番船のほぼケツクジ(涙)いつまでたっても悪いクジ運。
上がった磯は京の字の先端。湾内の磯ではアリマスが、時々結構大きなウネリが入ってくる。
DCIM1969.jpg
ちょっとマシになったとはいえ、相変わらずのナッパ潮。
この磯に2人で上がるも、2人がかりでメジナ0(涙)
初めて釣った魚がこの小サバ。
DCIM1972.jpg
10:45に初ヒット。
情けないけど、これが釣れた時はメチャクチャ嬉しかったですな(涙)
後はボラ1匹、ブダイ1匹。
DCIM1973.jpg
大会はどの磯を引くかは全て運まかせ。
思い通りの釣りができなくて、ストレスを溜めて帰る方も大勢います。
ストレスが溜まっていたのはオイラだけではなく、一緒に行った奥村さんも同じでアリマシタ。
その奥村さんより帰りの車中、
「来週の土曜日も(ジャパンカップの予備日だから)休み取ってますよね?
どっか行きましょう。」
…で、5月17日。お馴染みの(?)石廊崎。
ホントは奥村さんが行った事のない神子元島への釣行を考えていましたが、黒船祭りのため休み。
他の釣り場を探してみましたが、木曜日が大時化だったため、
そのウネリが残った上、風は西寄り。南~西伊豆は軒並み出船中止。
でも石廊崎は「場所限定だけど出船しますよ。」だったので向かったのでアリマシタ。
最近自分の釣りに迷いが出てきた2人。
「今日は釣果は二の次。基本に立ち返る釣りをしよう」と、
話し合ってはいましたが…。
5時前に出船。やっぱりけっこうウネリが高い。
上がった磯は馬の背。
石廊崎灯台のちょっと先、道は少々険しいけど歩いて入れる地磯。
実際にルアーマンが1人先に入っていました。
この方に挨拶をし、邪魔にならない所へ釣座を構え釣り開始。
潮はやや早い下り潮気味。でも石廊崎港へ向かって流れていくあまり良くない潮。
オイラは開始早々にメジナを釣ったものの、奥村さんは小サバに手を焼く。
しばらくするとルアーマンの方が帰ったので
浅場、根、サラシの絡む場所へ移動。
DCIM1974.jpg
…ここからが凄かった。
サラシの中にコマセを撒いていると小サバを追いかけ廻してるヤツがいた!
その正体はもちろんヒラスズキ!
急いで竿をボーダレス460M‐Tに持ち替える。
道糸は3号。スパイダーヒッチでダブルラインを作り、
その先にフロロ5号を1ヒロをダブル8の字結びで直結。
ミノーを結び数投投げてみたが反応なし。
奥村さんにヒラスズキがいる事を告げると、
小サバをエサにしてすぐさまヒラスズキゲット!
DCIM1984.jpg
(内心は「チクショー、俺が先に見つけた魚釣りやがって!」と、心の狭いオイラがいた事はナイショだ。(笑))
先に釣られちょっとショック。だってもういないかも…。と思っていましたが、
この日はこんなものじゃなかった!
ボーダレス460M‐Tからルアーを外し、
目印代わりの5Bの円錐ウキを通し、ヒラマサバリ15号を結ぶ。
急いでメジナタックルで小サバを釣る。
釣った小サバを1匹掛にしてサラシの中を泳がせると、まだいた!
すぐに食ってきた♡
DCIM1986.jpg
65cmオーバー
この後は、メジナはそっちのけ。全く眼中になし!当初の目的もどこへやら(笑)
サラシの中にコマセを打ち続けながら、
メジナタックルで小サバを釣り、
ボーダレス460M‐Tに小サバを1匹掛けにしてサラシの中を泳がす!
ひたすら泳がす!!とにかく泳がす!!
泳がし続けた結果がこれ!
DCIM1994.jpg
DCIM1993.jpg
DCIM1995.jpg
DCIM1989.jpg DCIM1990.jpg
非常に活性が高く、ほとんどのヒラスズキが着水後30秒以内でのヒット!
あまりの釣れっぷりに、9時の見回りの船で早上がりをしたのでアリマシタ。
ヒラスズキ発見から、わずか1時間半足らずで2人で9匹!

DCIM1998.jpg
(頭が左向きが奥村さんの釣ったヒラスズキ、頭が右向きのヒラスズキとメジナがオイラの釣果)
DCIM1996.jpg DCIM1997.jpg

奥村さんの最大魚は78.5cm 4.92kg。
オイラの最大魚は74cm 4.5kgでした♪

(宮島丸さま HPより)
いや~こんな事もあるんですね。
専門に狙っている方に対して、申し訳ないくらいの釣果です。
釣り人生のなかで、一生に一度あるかないかの至福の1日でした。
この爆釣を自分なりに分析してみると、
状況的な要因は、村越正海さんがおっしゃっている、「ヒラスズキ釣りの3つの条件」
サラシ・ベイト・潮流がバッチリ噛み合っていた事。
タックル的な要因は、オイラも奥村さんも5号以上の太ハリスで挑んでいた事。
半島周りのメジナ狙いで多用される、
2号以下の細ハリスではほとんど太刀打ちできなかったでしょう。
皆さんも小サバの回っている時期は、
号クラスの竿と5号以上の太ハリスを
忍ばせておく事をオススメ致します♪

あ~、いい釣りした(笑)
やっぱり端境期はメジナに拘ってはだめですよ!(笑)

石廊崎タックル
メジナ(小サバ)用
ロッド   最強グレSP 1.5-53
リール   BB-Xタイプ1 3000D 
道糸    T’zサスペンド磯 2号
ハリス   ディテールハリス  2~2.5号
ハリ    速手グレ6~7号
ウキ    グレキラー 各種
ヒラスズキ用
ロッド   ボーダレス460M‐T
リール   BB-Xハイパーフォース P3000DHG
道糸    FX-R蛍光ブルー 3号(スパイダーヒッチでWラインにして使用)
ハリス   ディテールハリス  5号
ハリ    カットヒラマサ13~15号
ウキ    円錐ウキ5B(目印代わり)
(このタックルで全てのヒラスズキをほとんど糸を出さずに取りました。)
奥村さんのタックル
メジナ(小サバ)ヒラスズキ兼用
ロッド   FBグレ ダイブマスター 1.5-530
リール   05BB-XテクニウムMg C3000
道糸    リミテーション磯CXサスペンド 3号
ハリス   Vハード 5~6号
ハリ    夜尾長グレ13号
(奥村さんはこのタックルでヒラスズキはもちろん、最終的には1m以上のサメも浮かせました!)
渡船 橋本屋(宮島丸)
sansui2_20140124114846988.jpg

0
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加