11月4日(金) 門前仲町の富士見さんより
ハゼを狙い出船しました。
船宿に着くと来たる
11月23日(祝)、毎年恒例のハゼ釣り大会の
ポスターが貼ってありました。とても和やかな大会です。
深川周りの状況次第で練り船も出船します。
初心者の方でも十分楽しめますので是非皆さん奮ってご参加下さい。
当店オリジナルハゼ・キス竿をはじめとするオリジナル用品の
企画、試釣などで釣行する機会が多い富士見さんが主催する大会です。
盛況に開催される事を願いこの日のために特注したビールグラスを
数個ですがご協賛させていただきました。
さて7時半に出船、私の隣には船長達の中でも屈指の名手
登藤船長が竿を構えるようです。
舵を握るベテラン斎藤船長の話だと今日は釣れないかも
しれないけど新しい場所の様子を見に行くと言ってました。
何処へ連れていかれるのか楽しみです。
航程一時間で最初の釣り場に到着しました。
以前、良型ばかり入れ喰いになった釣り場でした。
水深10前後の場所が多くケタハゼ釣りの釣趣が
十分味わえる場所です。
この場所に私が選んだタックルは竿が
サンスイオリジナルSANSUI鯊九尺硬スペシャル、
水深8M以上の釣り場で正確な小突き操作ができるよう徹底的に
作り込んだ自信作です。
SANSUI鯊九尺硬スペシャルについて詳しくはコチラ。
道糸は視認性と糸サバキの良さを両立した
サンスイオリジナル鯊・鱚中通し竿専用糸1.5号です。
サンスイオリジナル鯊・鱚中通し竿専用糸について詳しくはコチラ。
仕掛けはサンスイ手作りハゼ小突き仕掛け、
オモリはタイコオモリ4号をセットしました。
サンスイ手作りハゼ小突き仕掛けについて詳しくはコチラ。
タイコオモリについて詳しくはコチラ。
船長の合図で仕掛けを投入、10Mの水圧を感じながら丁寧に
小突きます。船長が言ったようになかなかアタリが出せません。
三流し目でやっと小さなアタリにアワセてハゼを釣り上げました。
その後一時間ほど粘りましたが太ってはいるものの小型ハゼが3匹と
私以外の釣り客の釣果もかんばしくないので船長は木更津沖へ
移動する事を決めました。
木更津沖で最初に攻めた釣り場は水深10Mの深場でした。
前回釣れなかった場所です。
集中して釣ります。アタリがあるのに掛かりません。
1拍間を取ってハゼをのせてからアワセを入れると上手くいきました。
こんな感じで「いいハゼ」を15匹ぐらい釣り大変満足しました。
次の釣り場は水深7Mぐらいの場所です。この場所でもアワセを
取ってハゼをのせてからアワセを入れる釣り方でポツポツと
釣果を見ました。
いよいよ魚影の濃い通称「自衛隊前」に到着です。
隣の登藤船長は最初から超ハイペースでハゼを釣っていきます。
私はここで竿を変えます。小型ハゼを楽しく釣るにはコレです。
和竿(竹竿)をセットしました。
正勇作総矢竹九尺のハゼ竿です。
水深6Mぐらいまでで性能を発揮
する高場(タカ)の竿です。通常穂先には布袋竹を使用しますが
キッチリと小突き操作をするにはどのような穂先が良いか
竿師正勇さんと相談しながら作った特注品です。
今年も特注新作和竿が入荷しております。詳しくはコチラ。
先程まで苦労しながら掛けていた小型ハゼですが和竿に変えた直後から
いとも簡単に掛かります。大げさに言うと「竿が釣ってくれる!」
感じです。竹素材はハゼの引きが手のひらに良く響きます。
カーボン竿のように魚を引っ張る弾性は少ないので多少釣果は
落ちるかもしれませんが十二分に釣りを楽しむことができました。
当日、ラストの釣り場は自衛隊前から中ノ島大橋をくぐり抜けた
「赤ブイ」周辺の水深3M~4M。浅いのに良型が掛かって
面白かったです。
ピンボケしましたスミマセン。浅場なのに良型です!
この釣り場だけでこんなに釣れました。20分間ぐらいです。
和竿で思う存分楽しませてもらいました。
まだまだ釣れそうでしたが沖上がりを迎え納竿。
結局船中の釣果は35匹~206匹、竿頭は登藤船長がぶっちぎりました。
私の釣果は147匹、深場そして浅場と両方の釣りを堪能しました。
あちらこちら走り回って釣らせてくれた斎藤船長に感謝します。
是非皆さんもリールを使わない中通し竿で船からのハゼ釣りを
始めてみて下さい。きっとこんなにも面白い釣りなんだ!と
感じていただけるでしょう。
当店では本格的な調子ながらお求めやすい竿もご用意しております。
SANSUI鯊九尺一対(二本一組) ¥16800(税別)
SANSUI鯊十二尺一対(二本一組) ¥19800(税別)
特集ページ江戸前伝統釣法で鯊を釣るもご覧ください。
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