意外かもしれませんが、実はこれまで
1:X-SHIP搭載 2:ハガネギア(冷間鍛造ギア)搭載 3:HG(ハイギア ギア比6:1)
この条件を満たすBB-Xはほとんど発売されていません。
現行品では、
16BB-Xデスピナ2500DHGと16BB-Xラリッサ2500DHG/C3000DHGの
僅か3機種のみです。
標準のギア比がXGになり、更にXXGの登場でよりハイギア化が進む中で、
BB-Xシリーズに於けるHGのメリットとは…?
技術の進歩により大幅に改善されましたが、
ギア比が高い(巻き上げが早い)リールほど、
巻き始めが重い、巻き上げ感が重い、巻上力が弱い。
この事実はこれからも変わりありません。
意外でしょうがLBリールにとって重要な性能の1つが、巻き始めの重さ。
正直、正回転だけであれば、
多少巻き始めが重くても慣れてしまえばさほど問題はありませんが、
BB-XなどのLBリールには「ハンドルを逆転させる。」行為があります。
巻き始めの重さはココに大きく関係してきます。
どういう事かというと、
「巻き始めが重いリールは、逆転のし始めも重い。」
と、いう事です。つまり、
「負荷が掛かっても、逆転し始めるまでが遅い。」
と、言う事になります。(時間にしてほんの僅かですが…。)
SUTタイプのBB-Xシリーズであれば、
逆回転のレスポンス話はほとんど関係の無い事ですが、
ダイワ製品を含めノーマルタイプのLBリールでは、
ギア比が高い程、逆転時のレスポンスが遅れます。
しかもお手頃価格帯のリール程この傾向は強くなります。
(ベアリング数が少ない、ローターが重い、…などの理由で。)
そう考えるとSUTタイプ以外のBB-X、
特にデスピナやラリッサなどのお手頃価格帯のリール程
ギア比6:1のHGは、正回転時には巻きが軽く、
そこそこ早く巻き上げができ、逆転時のレスポンスも良い。
カンタンに言うと、
総合的に一番バランスが
優れているのではないでしょうか?
足元から20m以内の釣りがメイン、潮の速いところにあまり行かない…と、
いう方は、一度HGを見直してみてはいかがでしょうか?
また、エクスセンス系のLBリールにも現行品にはHGがありません。
ルアー、特にシーバスでLBリールをお使いの方で、
HGをお探しの方にも是非目を向けて頂きたいモデルです。
更に基本的にカスタムしにくいスピニングリールですが、
16BB-Xデスピナとラリッサはシマノ純正パーツだけでも、
色々といじる事もできます。
【16BB-Xデスピナ カスタム例】
(カスタムは自己責任でお願い致します。)
この点でも要注目です(笑)
お探しの方は、是非サンスイまでお越しください♪
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