とうとう行っちゃった。
あまりのヒラスズキ釣りたさ加減が限界に達し、
遂に活きアジを携えて石廊崎まで走ってしまった(笑)。
6月8日。何気に今年初の石廊崎。
船長に挨拶を済ませると、いきなり聞かれてしまった。
「古市さん、今日何釣るの?」
そうなのだ。今日はやりたい事がイッパイあるのだ。
まずは、フカセでメジナでしょ。
次に、泳がせヒラスズキ。
ルアーで青物のご機嫌も伺いたいし、
一つテンヤで大型根魚、あわよくばマダイも狙いたいと、
今回は煩悩丸出しなのだ(笑)
とりあえずは、メジナとヒラスズキが狙える鵜の根に我儘を言って乗せてもらう。
まずは泳がせヒラスズキ。早速アジを1匹掛にして泳がせる。
去年2回上がって3本釣ったパターンで試してみる。
30分程泳がせてみるも反応なし。
やはり小サバが海全体に廻っていないと、魚の付きも悪い様だ。
しょうがなくフカセにチェンジ。
その3投目。穂先をひったくるアタリ!
…でもメジナの引きじゃない。しかも白く光ってるし。
いつもの最強グレSP1.5-53、道糸2.5号、ハリス3号で
ほとんど糸を出さずに溜め切って浮かせたのがこの人!
イスズミ。
ロクマルは無いけど55cmは確実に超えてる。
その後はコッパに、ちょっと深く入れるとアイちゃん。
ロクマル近いイスズミをこの後3回くらい掛けたけど、
強引に引っぱったら切れちゃった。
…で、なんとかトーナメントキーパーサイズをキャッチした所で場所移動。
飛根(とびね)のハナレに移動。
…が、おびただしいフグに囲まれ戦意喪失(涙)
気分転換にルアーを投げても無反応。
マダイの実績場だけど、これだけフグがいたら一つテンヤやってもダメでしょ。
帰りの運転も考え、早々に体力温存に走る。(俗にふて寝とも言う。)
目が覚めたとこで、この日の釣り終了(涙・涙)
…で、6月14日早朝。(定休日前日)
一通のメールが届く。
「明日は雨もなくいい凪だな~。また小物釣りかい?」(原文のまま)
送り主は三宅島民宿夕景の沖山勝彦氏。
…これは、「日帰りでもいいから出てこいよ。」って事なのか?
日本人の悪い癖。この意味を探ってしまう。
明日は家でグダグダしたいんだけど。
たまにはご機嫌伺いしてこないといけないなと思い、しょうがなく東海汽船サルビア丸に乗り込む。
(橘丸はドック入りしてたみたい)
最初は沖山氏と2人で地磯の予定だったけど、
石鯛氏の方たち10数名が三本へ行くというので便乗させてもらった。
6時、阿古港出港。
…が、ものの2分もしないうちに一面霧に包まれる(涙)
10m先も見えない。船も危ないからエンジンを落しゆっくり航行。
眼鏡も意味なく曇ってしまう。
三本に着くまで2回も眼鏡拭かなきゃいけないくらいの霧。
船上で、「まだか~?」とか「三本なくなったんじゃねえ~の?(笑)」とか聞こえてきた頃、
ほんの10数m先に大根があった。
これにはビビった。
霧で座礁する時って、きっとこんな感じなんだろうと思ってしまった。
しかもウネリで船が付けられないし、第一この霧は危なすぎる。
止むなくUターン(涙)
仕切り直して当初の目的磯アコン崎に入る。
この時点で8時。2時間のタイムロス。
日帰りでこのタイムロスは痛すぎる~~~!
でも状況はいい感じ☆
ゆっくりだけど確実に流れがあり、いい感じでサラシとぶつかっている。
これはいただきでしょ~~~♪と、思うもエサを取られるだけで全くアタリがでない。
頭の中が???な状態が続いていた時、沖山氏が魚を掛ける!
でもメジナじゃなさそう。
妙に竿が曲がり過ぎてる感じがするけど魚は何なんだ?
サンノジ。(しかもスレ)
しばらくするとこんな状態に。。。
釣れない時はこうなるのだ。
オイラも魚を求め磯の上を彷徨い歩く。
おかげでエサ取りの正体判明。
コレじゃぁアタリ出ね~よな、しかもスレだし(笑)
この後ようやく本命キャッチ!
15cm位しかないけど(涙)
最初の釣り座にもどり、サラシの濃~~~~~い所を攻めてると、
まともな魚ヒット!
コレもメジナじゃなさそう。竿叩いてるし、下で光ってるし。
またお前か~~~!!
60cm近いイスズミ!
2週連続でデカイスキャッチ。
でも2週連続でメジナは30cmを超えられない(涙)
この後は、沖山氏がサンノジ2匹釣ってタイムアップ!
あぁ~疲れた(精神的に)
これで2連敗。次はどこへ行きましょうか?
どなたか釣れる場所を教えて下さい(涙)
渡船 橋本屋(宮島丸)
三宅島観光協
三宅島 民宿夕景