瀬戸内海 牛窓遠征 その2

5月17日(日) 2日目

JFT主催 第二回 アサヒ飲料杯争奪 全日本磯チヌトーナメント


今回の瀬戸内遠征の目的はコレ。

昨年からJFTにも磯チヌ部門が設立されました。

なんでオイラがこんな大舞台に立てるかというと、

普段から親しくさせていただいてる、JFT関東支部長の井上茂樹さんよりお誘いを受けたからでアリマス。

そうじゃなきゃオイラごときがこんなところに来れるわけねーよな(笑)

オイラのレベルでは明らかに場違いな大会ですが、いい経験になると思い参加を決めたのでアリマシタ。

関東遠征組は、井上さん、室田さん、昨年3位の竹石さん、奥村さんにオイラ。

JFTと言えば、メーカーの壁を取り払った大会なので、

各メーカーのテスターや全国大会優勝経験者が勢ぞろいする事でも有名。

見回しただけでも、

シマノインストラクターで地元岡山の吉田賢一郎さん、

昨年のマルキューM-1カップグレ優勝、シマノJCグレ&チヌ3位入賞の小松和伸さん、

G杯チヌ、JFTグレ釣りトーナメント優勝経験の石村仁さん、

ダイワグレマスターズ優勝、釣研WFG上位入賞経験の片山勝夫さん、

2013G杯チヌ優勝の沖永吉広さん、

…などビッグタイトルを制した強豪ぞろい(汗)。

そして大会役員として山元八郎さん、宮川明さんもいらっしゃいました。

ここで簡単にルール説明。

1回戦は6時~9時。

参加選手43名(5名欠員)を、10人~12人の4グループに分け、

各グループ1人だけが準決勝に駒を進める事ができる。

準決勝からは1対1の対戦方式。3位決定戦まで行われる。

ここ最近の釣果があまり良くないため、開会式で急遽予選のルール変更!

25cm以上のクロダイの総重量から、

20cm以上のクロダイの総匹数勝負に。

同匹であれば重量勝負、さらに同重量であればジャンケンで決まる事になる。

(この変更は、良いのやら悪いのやら…?)

…で抽選。オイラは41番。



Dブロック。

第2シード、昨年準優勝で地元岡山の弱冠21歳の釣りガール山口美咲さんのブロック。

同じブロックの有名強豪選手は、

シマノインストラクター吉田賢一郎さんに、井上さん(井上さんも何気に全国区選手だったりする)。

ゼッケン順に選手を降ろして行き、



オイラは台湾の林選手と2人で磯上がり(青島の磯だったはず…。)

どうでもいいけど、磯に上がってすぐデカイアメフラシがオイラたちを出迎えてくれました(笑)



釣り座はジャンケンで決定。

林選手はセンターラインより左側の釣り座。



オイラは右側(船付け)からのスタートが決まる。

6:00試合開始。

潮は緩い。昨日と同じく0ウキにガン玉なしの軽い仕掛けで始める。

思ったより水深が浅い。手前で2ヒロ弱、10mほど先でも2ヒロ半ないくらい。

反応なし。

仕掛けをスナイパーリミテッド改に交換。キッチリ水深を測り、遠矢流ポイント釣法の様に底1点を狙う。

仕掛け変更が吉と出て、すぐアタリがでる。

でもカサゴ。



カサゴを釣った後、ななめ左にゆっくり潮が流れ始める。

6:35、立て続けにアタリ!

これが今回の遠征で最大の40cmオーバーのクロダイ!



潮変わりをうまく物にでき、先制に成功♪

…でもこの魚を取り込んでから、左への潮が急に速くなる。

オイラの釣り座は完全に潮上。林選手のコマセ係となってしまう(涙)

この後はベラ1匹を釣っただけで、7:30の場所交代を迎える。

後半。潮下になるも根が多く仕掛けが流しづらい。その上、潮の角度も悪くケンミもない。

0ウキに3Bを2個打ちウキを沈め、潮の当たる根の前で仕掛けを止めてみてもエサが取られない。

エサも冷たい状態で上がってくる。

目ぼしいポイントは反応なし、残るポイントは潮の中だけ。

「…でも昨日も潮の中は反応が悪かったからなぁ。」と思いつつも、

「…でもさっきから林選手が潮上からコマセ撒いててくれてるから、もしかすると???」

もしかしました(笑)

8時20分、センターラインギリギリの一番潮上になる物凄く足場が悪い所から潮を流してみた3投目。



根掛かりの様なアタリで、小型ながら貴重な2枚目キャッチ!



しかしこの後は続かずタイムアップ。

オイラの釣果。2匹。



船着きに戻ると、林選手も1枚キープしてました。

この潮上で釣るとはさすが☆

9時半、回収の船が来たと思ったら、

釣果を聞くなり「ここで釣りしてなさい。」って、言われて次行っちゃった。。。

どうやら同じブロックにオイラ以上に釣った人がいたようだ。

エサも全部撒き切ったので、暫し磯の上で休憩(1時間半くらい)。

うたた寝してたら迎えの船が来てたからビビった(笑)しかも準決勝がもう終わったみたい。

…で、大会の行方はというと???

Aブロックは同じ関東遠征組の室田さんが予選突破。

Bブロックは生田さん、Cブロックは2013G杯チヌ優勝の沖永さん、Dブロックは山田さんが予選を通過。

準決勝の組み合わせは、

室田さんVS生田さん 沖永さんVS山田さん 

なんと両試合とも釣果0のスコアレスドロー!

大会規定により決勝進出者はジャンケンで決定!その結果!!

決勝は室田さんVS沖永さんのカードが決定!



決勝戦直前、緊張を満面の笑みで誤魔化す室田さん。



12:45決勝戦開始!(前半45分、後半45分。)

JFTの規定により、ジャンケンで勝った室田さんが向って右側に、沖永さんが左側に釣座を構える。

 

【前半戦】

室田さんは他魚は食わすものの本命のアタリはなし。

沖永さんも本命のアタリはなし。

13:30場所交代

 

【後半戦】

沖永さんは広範囲を探るもののシロギスを釣っただけ。エサも時々取られるだけ。

室田さんも本命のアタリを捕える事ができず!

なんと決勝戦も0対0のスコアレスドロー!!!

これまたJFTの規定により、優勝者はジャンケンで決める事に!!

そしてその結果!

栄えある優勝は室田佳吾選手に決定!!!



成績表。(拡大してご覧いただけます。)



関東遠征組としては嬉しい限り!

でもその反面羨ましかったりもする。

来年もこの舞台に行く事ができたら、行きたいと思い大会は幕を閉じました。

…でも、感動から覚めると気付いちゃった。

…今から東京まで帰らなきゃ行けない事に。。。(遠い目)

牛窓からオイラの自宅までは約650km。かなりブルーになってきた。(涙)

(月曜日が定休日のオイラはまだマシだけどさ。。。)

大会会場を後にしたのが16時前、自宅に着いたのが日付が変わった0:30。

お土産にキビ団子買って帰ろうと思ったけど、早く帰りたい一心でその事もすっかり忘れてしまう。

岡山まで行ったのに、何故かお土産が名古屋名物の名古屋コーチンプディングミルフィーユだった

岡山遠征でありましたとさ。。。



JFT (全日本釣り技術振興評議会)

渡船 まこと渡船



       

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