海づり館の安川です。
2015年1月13日(火)熱海沖磯へメジナ釣りに行ってきました。
同行のお客様が「ソワソワしてほとんど眠れなかった!」との事で、予定より早いAM4:00に合流し出発。
私もそうですが、幾つになっても釣行の前は楽しいものです。
道中の海岸で、今回試したいと思っていたエサの「ノリ」を採取しました。
AM6:30出船。上がった釣り場は「アラレ」。
ワンド側
釣りを始めると大量のスズメダイ、フグ等のエサ取りがコマセに群がります。
私はこのエサ取りに翻弄され、なかなかペースが上がりません。
ここぞ、と用意したエサ取りに強いノリエサも試しましたがこれも反応なし。
25~30センチの拾い釣りがつづきます。
同行のお客様は、ハエ根際のブラインドになるポイントをタイトに攻めるパターンで、25~35センチのメジナをコンスタントに釣っています。
その後PM1:30頃になると日が傾き、私が釣っているワンド側の釣り座が日陰になり始めてきました。
潮の流れも変わり水面もいい感じにザワついています。
熱海に詳しい当売り場の古市君によると、この時間帯から良くなるとの事ですが…
その通りにチャンスタイム到来!
PM2:00頃から今まで魚の反応が薄かった浅いワンドの中に魚が差して来て、30センチ~のメジナが入れ食いとなりました!
37センチ口太メジナ。
33センチ尾長も来ました。
こちらはプリプリのグッドコンディション!
さらなる大型を狙いますが、PM2:40入れ食いの最中にタイムアップ…
結果、25センチ~最大37センチまでのメジナ15枚の釣果でした。
尾長メジナも25センチ~33センチが2割ほど混じりました。
本日の釣果(2人分)
この日は船宿の都合でPM3:00沖上がりで残念でしたが、通常はPM4:00までなので午後のチャンスタイムを十分堪能できます。
これから春先にかけ50センチオーバーの大型クロダイも釣れ出すとの事で、ますます期待が持てる熱海沖磯の釣行でした!
渡船の予約はサンワ様まで。
〈今回のタックル〉
ロッド:がまかつ RZ 1-53
リール:シマノ BB-Xハイパーフォース2500DXG
道糸:ゴーセン リミテーション磯 CXフロート2号
ハリス:サンヨーナイロン ディテールハリス 1.5~2.5号
ハリ:がまかつ ひねくれグレ ストレート5~7号
ウキ:ソルブレ アズール トーナメントタイプS~M 0~3B
今回の「考察」
釣れない時のハリ、ガン玉の交換は大事です。
しかし無精者の私は交換を怠り、釣れない仕掛けでダラダラと釣り続けてしまいます。
これではいけないので、今回こんな物を試してみました。
「釣武者アーモMG」のマグネットシートを一つ取り外し両面テープでガン玉を貼り付けました。これをライジャケのファスナーが付いていないポケットに入れ、すぐにハリ、ガン玉を取り出せるようにします。
また、ファスナーの開閉数が減る為、閉め忘れによるポケットの中身紛失も防ぐ利点もあります。
各社からグローブやプレート等にマグネットシートが装着されているものなど、さまざまなものが販売されています。
一刻を争うトーナメント用として売られていますが、普段の釣行にも大変便利です。
当店でも各種取り揃えております!
最後に今回釣り上げたメジナを調理する際、胃袋の中身をチェックしてみました。
37センチ口太メジナ
オキアミ、押し麦のほか、私が刻んでコマセに入れたと思われる「ノリ」、少し消化が進み黒ずんだノリも入っていました。
33センチ尾長メジナ
尾長は、やはりノリは無く、オキアミ、押し麦がほとんどでした。
魚はお刺身で頂きました。口太は甘みがあり、尾長は食感ばっちりでした。
自然の恵みに感謝です!