最近では浮力の細分化が進み、
今まで0の次はG2だったのが、
G6やG5、G4などの表示のウキが増えてきました。
では、この浮力のウキはどう使えばいいの???
私はこう考えます!
0・G5・G2と設定されたウキがあったら、
0は余浮力が少ない0ウキ!
G5は余浮力が強い0ウキ!
例えば、0・G5・G2と設定されたウキがあるとします。
この0ウキは、
残浮力がG5未満の0ウキです。
0表示のウキの中でも、
かなり余浮力が少ない部類の0ウキでしょう。
繊細な釣りをする時には最適です。
しかしながら、当然の事ですが余浮力がない分、
あまりオモリを打つ事ができません。
太仕掛けの時には、
糸にかかる抵抗で沈みやすくなってしまいます。
つまり、またまた当然の事ながら、
オモリを使った釣り、抵抗のかかる釣りが
苦手なウキと言えるでしょう。
一方でG5のウキは、当たり前ですが
最低でもジンタン5号1個分の浮力があります。
このジンタン5号1個分の浮力が対応幅を大きく広げてくれます。
仕掛けの馴染みが悪く、ほんのちょっとオモリを打ちたいけど、ウキは沈めたくない時。
ハリスに極小のガン玉を段打ちにする時にも、この余浮力が重宝しますし、
離島などでの太糸仕掛けの時、糸にかかる抵抗もこの余浮力が吸収してくれるので、
無駄にウキが沈んだりする事も避けられます。
また仕掛けに全くオモリを打たない時でも、
ウキの余浮力はたかだかジンタン5号1個分です。
さほど気にする余浮力でもありません。
逆に苦手な状況は、
ハリスの重さや、ハリスに掛かる抵抗だけでウキを沈めて行きたい時…など。
こんな時には、0や00が有効でしょう。
釣りに「絶対」はありません。
余浮力のあるウキがいい時もあれば、
余浮力が無いウキがいい時もあります。
その時の状況に合わせて使う事が大切です。
たかがG5、されどG5。
このジンタン5号の余浮力は、
思っている以上に柔軟に状況に対応してくれます!
意外に対応幅の広いG5ウキ、
オススメです!