剣崎沖のカサゴ

3月12日(水) 

松輪 棒面丸さんよりカサゴを狙い出船しました。




剣崎沖のカサゴはどちらかというと数釣りよりも型狙い。

良型のカサゴに期待が膨らみます。

当日の釣り客はなんと私一人、船宿さんには申し訳ないと思いつつ快く出船していただき感謝です。

タックルは竿が出来上がったばかりのサンスイオリジナル浅場かさご210

大型カサゴ用にバッドパワーを持たせた新作です。



鈎もサンスイオリジナルを使用。極ムツ夜光オレンジ15号です。

胴突2本鈎、オモリは25号をセットしました。 



釣り場は航程10分の近場なので餌を付けて準備するよう船長の説明があり出船しました。



餌は冷凍のシコイワシとサバの短冊です。

上鈎にイワシ、下鈎にサバの短冊をセットして実釣開始の合図を待ちます。

釣り場は遠くに剣崎灯台を望む沖合、水深27M。期待を込めて第一投、

起伏のある海底をオモリが引きずらないように細かく上下させながら底をトレースします。

船長はテンポよく流し換えながら次々とポイントを攻めていきます。



三流し目に早くも当たり、竿先がコツコツと引き込まれるので少し聞き上げて

穂持ちに魚の重みを乗せるようにすると魚が反転して鈎掛かりしました。

なかなかの引きで上がって来たのは23センチの良型です。



このサイズがアベレージなら文句ありません。更なる良型を求めて直ぐ仕掛を入れ直します。

二流し後また竿先に当たりがでました。

じっくりと餌を喰わせてから底からひきはがす様に合わせを入れると

先程よりも重量感のある引きが伝わってきます。

慎重に抜きあげたのは当日最大となった25センチの良型カサゴでした。



夜光オレンジの鈎ががっちりと掛かっていました。同じポイントで20センチ級を追釣し幸先の良い滑り出しです。

しかしこのあと潮が流れなくなってピタリと当たりが止まってしまい

船長がマメに流し変えるも2時間ぐらいノーヒット!(泣)

我慢の時間が続きました。釣り場も少しずつ移動、灯台の間近まで来ていました。

灯台廻りは水深も浅く20M以内です。急に当たりが増えました。…が鈎掛かりしません。

餌を冷凍のシコイワシから小さめのサバの短冊に切り換えて当たりがあってもすぐに合わせず

竿の穂持ちに魚を乗せておくように食い込ませるとやっと鈎掛かりするようになりました。



放流サイズの小オニカサゴが多い場所でしたが、20センチ以下のカサゴを4匹追釣しました。

その後沖合いで南西強風が吹き始めたので13時30に早めの沖上がりとなりました。

結局、私の釣果は18センチ~25センチのカサゴが8匹と放流サイズの小オニカサゴを多数でした。

良型カサゴハンターの方におすすめの釣り場です。

是非チャレンジして下さい。



そしてこちらの竿もおすすめです。

サンスイオリジナル 浅場かさご210

全長 210cm

オールsicガイド仕様 (小口径DBガイド+KWSGガイド)

使用オモリ 20号~40号

価格 ¥28000 (税別)



使用オモリ20号~40号のかさご専用竿です。



起伏のある底を細かくオモリがトレースできるように先調子に仕上げています。

胴突き仕掛にかさごが当たると魚の重さを穂持ち部分が吸収して穂先だけが下がり

手元が引っ張られないようにしてあります。

魚に違和感を与えないためです。釣り手からは、魚が当たっているのは竿先の動きから分かるので

釣り手主導で合わせのタイミングが決められます。

竿の胴部分には良型の引き込みにも対応できるバッドパワーを持たせてあります。

もう一つの特徴は根の荒い場所では鈎先が 繁茂に根掛かります。完全にしっかりと根掛かりする前に

竿先の動きで 魚か根なのかを判断して竿先を下げながら船の進行方向と逆に

竿を引っ張り根掛かりを外す操作性が良い事です。


この操作ができる竿とできない竿では釣果に大きな差ができてしまいます。

春のシーズン開幕に向けて根の荒い釣り場を攻め良型のかさごを釣り上げるために作られた竿です。

是非ご覧下さい。

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