深川出船のハゼ

12月26日(水) 門前仲町の富士見さんより

ハゼを狙い出船しました。

今年の釣り納めを兼ねた今シーズン締めくくりのハゼ釣りです。

定刻7時半に出船。釣り場は航程15分程の近場、お台場周りです。

この釣り場では型の良いハゼが釣れるだけでなく

水深がある場所特有の難しさがあり好んで通う釣り客も多いです。

当日のタックルです。竿は

サンスイオリジナルSANSUI鯊十五尺硬スペシャル

選びました。釣行数日前から天気予報とにらめっこ、

風も無い穏やかな日のようなので全長4.5Mの長竿を振ることにしました。

理由は二つ、数も少なくなってきた良型ハゼを狙うので

潮下になった時、潮上の釣り客と異なる筋が狙える事。もう一つは

長竿の「しなり」を利用してはぜに餌を咥え直させることが

比較的容易にできるからです。

道糸は視認性と糸さばきの良さを両立した

サンスイオリジナル鯊・鱚中通し竿専用糸1.5号です。

10Mの水深で道糸を手繰ってもノートラブルです。

開発時には小柴沖の水深30M、オモリ15号で繰り返し

実釣テストを行い念には念を入れて私、スタッフ菅原が作った

自信作です!

タイコオモリ4号をセットして準備完了です。

当日は私の長竿を見てベテラン斎藤船長も十六尺の長竿を反対舷で

構えました。面白い事になってきました。

さあ!いよいよ仕掛け投入です。当日は新鋭北島船長の操船です。

斎藤船長の持つレベルの高い操船技術を習得中、近い将来が楽しみな

船長のひとりです。

場所を変えた二流し目私の竿に小さなアタリ、

そっと竿先で聞き上げると僅かに竿先が入りました。アワセを入れて

一匹目を取り込みます。十五尺硬スペシャルは聞き上げた時

穂先の入り方がスムーズでナーバスになった抱卵ハゼに最適です。

1週ごとにアタリの数も減ってきていますが釣れるハゼの

コンディションは良いので集中してアタリを捉えようとします。

こちらは十六尺の長竿を両手に構える斎藤船長です。

前週の釣行時よりアタリの数は少ないものの鈎掛かりに持ち込める

確率は高く釣果も徐々に伸びてきました。

竿先に集中していたのですが………驚きました!

どう見ても路上を走るバスです。後で調べると水陸両用の

乗り物らしいです。初めて見ました!

釣れるハゼはどれも太っています。アワセを入れた時4.5Mの

長竿が満月に曲がってガツンととまります!

心地良い引きを味わいました。

北島船長は次々と筋を変えて船を流し変えてくれます。

釣り客を飽きさせません、嬉しいデスネ。

当日最大のハゼです。抱卵しているのがよくわかります。

間もなく巣穴を掘り始めると餌を追わなくなりハゼシーズンは

幕を下ろします。

アタリの数の割には鈎掛かりが良く釣果もまとまってきました。

納竿間際までアタリがポツポツと続き船中ダブル、トリプルヒットの

場面もあり十分楽しんで沖上がりを迎えました。

結局船中の釣果は9匹~30匹、私の釣果は30匹でした。

久しぶりに振った長竿で繊細でダイナミックでもある釣りを

味わう事ができました。

今シーズン、私のハゼ釣りはこの釣行で締めくくりです。

皆さんもリールを使わないこんな船ハゼ釣りをやってみませんか!

きっと「こんな面白い釣りなんだ!」と感じていただけるでしょう。

当店では本格的な調子ながらお求めやすい価格の竿も

ご用意しております。ご来店お待ちしております。

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